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Vol.641.「宝くじ」とは「愚か者が支払う税金」である |
そもそも「宝くじ」って何だろう?
年の瀬が近づくと聞こえてくるのが年末ジャンボ宝くじの話だ。当たれば億単位の配当が転がり込むとあって、発売初日には早朝から売場に長い列が出来るほどの人気。 そもそも「宝くじ」って何だろう?
宝くじの始まり
江戸時代、日本中でギャンブルが流行し、寺社では丁半バクチなどのギャンブルが盛んに行われていた。 戦費調達の目的で再開
その後、富くじは天保の改革によって禁止されたが、第二次大戦中、戦費調達を目的に「勝札」と名前を買えて復活。ところが抽選される前に日本は敗戦した。 日本の他のギャンブルも同じ
日本には今、宝くじをはじめ、サッカーくじ(toto)、競馬、競輪、競艇、オートレース、パチンコなど多くのギャンブルが存在する。(※パチンコは現法下ではゲームセンターの扱いなので詳細はまた別の機会に譲る) つまり宝くじは「形を変えた税金」
ここから言えることは、宝くじは「形を変えた税金」であるということだ。 宝くじは外国で「愚か者の税金」と呼ばれている
そんな点から、宝くじは外国で「愚か者の税金」とも呼ばれることもある。お金を取られているにもかかわらず、その自覚がなく、負けた本人も満足しているからそう言われるようになったのだろう。 夢を買うなら3000円でOK
宝くじを買う人が一番当てたいのはもちろん「一等」だが、そんなものに当たるのは交通事故に遭うよりも確率が低く、まさに空から落ちてきた隕石に当たるくらいの確率だ。 |
『ギャンブルにはビジネスの知恵が詰まっている』 (講談社) |
『経済特区沖縄から日本が変わる』(光文社) |
『チャンスをつかむ人 チャンスを逃す人』 |
『ディーラーホースを探せ』(光文社) |
『男子の心をゲットする7つの魔法』 |
『絶対に彼女には読ませたくない本』 | 『勝ちたいヤツはユニクロを着るな!』 |
連載コラム
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「夕刊フジ」で 「競馬と国家と恋と嘘」をはじめ、現在「カジノ式馬券術」(火曜)「カジノ情報局」(金曜)などを連載。 |
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